「古き佳きもの」は手間をかけるもの | 身近ななるほどが集まるブログ

「古き佳きもの」は手間をかけるもの

職場で持っていて、良かったと思う習慣は2つ。いずれも、21世紀でも「生き残った」、古き佳き慣習でした。

1つは、手紙を書く習慣。毎年度末、特にお世話になった顧客5名に礼状を書くことにしています。本当のところは、3月決算を乗り越え、4月に入って落ち着いた時期に書きたい。だけど、「お礼とお詫びは速報で」という入社時の先輩の教えを守って、3月末、4月初めの際の時期に書いて、4月の頭に到着するように投函しています。

毎年、同じ時期に差し出すため、便箋は決まって桜の柄をストック。2年続けては同じ方には出さないことにしているので、フレーズの重複などは気にしない。厳密さが求められるビジネスレターとは少し離れて、「お礼のお手紙」として、少し柔らかい雰囲気を心掛けています。

職場から離れても、「はがき」は気軽に書く。「葉書」と変換されるけど、「端書」でもいいのだと思っている。理由は、もらうとうれしいから。先方もうれしいんじゃないかなと思いながら書いている。

郵便局は「年賀はがき」「暑中見舞い用はがき」を売るけれど、少し切り口を変えてほしいなー。必要なのは、決まった時期が来たからはがき書いてね、という啓蒙ではなく、何でもいいからはがき書いてね、というメッセージだと思う。「個人情報保護のために嫌」という人が増えているのはわかるけど、リストになってなければ個人情報じゃない のかもしれないし…そもそもはがきにそんな大事なこと書いちゃいけないよ、という方面での啓蒙がセットになるといいのかも。

そして、もう1つの習慣は、「懐紙」をいつも引き出しに入れておくこと。お菓子をお出しするにも便利だし、お金をやり取りするときも、剥き身で出さなくて済む。お店以外の人とお金は直にやりとりしない、というのは廃れた風習なのかもしれないけど、こればかりは手放せない。秘すれば花はここにもある。

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